海岸の岩場に窪んだ部分があって、満潮時に波を被ると海水が残ってしまう場所があった。
ただの水溜りで生き物はいないだろうと思い、のぞいてみた。
すると、小魚が小さな群れになって泳いでいた。
波と一緒に運ばれてきたのだろう。
自分の意思でここに来ることはできない。
水中にカメラを入れてみた。
水の透明度は低かったが、外から写すより反射がないだけクリアになった。
これらの魚の名前は、推定になるが、カタクチイワシの稚魚ではないかと思う。
プランクトンを食べるので、当分の間は餓えることはないだろう。
もう少し大きくなっても、岩に生えている海藻を食べることで生きられるだろう。
新鮮な海水も時々注水されるので大丈夫だろう。
でも、成魚になったら外海に戻らないと死んでしまう。
しばらくしたら、また様子をみることにしている。