ススキとオギと、時々ヨシ・アシ

ススキを撮ろうとしたら、よく似た植物がいることに気づいた。
しかも2種類もあるようだ。
少し強い風に揺らめいていると、すぐにはススキと区別がつかないこともあった。
そこで分類しながら写真をアップしてみる。
まずはイネ科ススキ属のススキから。
 
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次は、同じくイネ科ススキ属のオギ(荻)。
ススキによく似ていて間違えることもあるが、
よく見るとフワフワの白い基毛が少し長くてボリュームがある。
昔の茅葺き屋根の材料として使われていたという。
 
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と、ここまで書いてきて急に自信がなくなった。
見かけのボリューム感だけで判断するのは危険だし、難しいからである。
つまり、個体ごとの成長のタイムラグによる違いとの区別がつかない。
やはり拡大してみるのが確実である。
 
ススキは穂の先から針のようなノギ(芒)が出ている(写真の黄色い矢印)。
 
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オギ(荻)は穂の先にノギがないので、これで判別できる。
 
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最後は、イネ科ヨシ属のヨシで、アシとも呼ばれる。
穂にはノギがなく、基毛も少ないので、ススキやオギとの違いは判りやすい。
南米原産のシロガネヨシは、英名のパンパスグラスとして知られている。

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Commented by iwamoto at 2016-11-06 22:17 x
アシ属のアシを、縁起が悪いのでヨシと呼んでいるだけかと思ってました。
ススキと荻はこのように見分けるのですか、でも、どれも同じもので呼び方が違うだけとも聞きました。
では、荻窪駅の荻にはノギが無い? どちらでも良いような気もします。
このようなものをススキと呼びたいです。
Commented by giovannibandw at 2016-11-06 22:47
iwamotoさん、こんばんは。
ススキは同じ株から生えるので、茎がV字形に束ねたようになっています。
オギは株でなく地下茎から生えるので、垂直にあちこちから出ています。
大群になると林のようになってどちらも同じように見えますが、数本単位ならわかります。
同じイネ科ススキ属ですが、違う種類なのは確かです。
同属としてススキと呼ぶならいいでしょう。
Commented by 亀三郎 at 2016-11-06 23:14 x
ススキとオギ
違いを覚えておこうと思います!
いままでは どちらも ススキで
認識してたような (・。・;(・。・;
ヨシは かなり違うので
ススキじゃないけど 似てるものって
認識してたような そんなレベルです。

余談ですが
江戸の吉原は
むかし
ヨシの原っぱが近くにあったから
とか
聞いたことがあるんですが
ほんとかどうか (・。・;(・。・;

行ったことはないんですよ、、、
はい、、、
Commented by Cakeater at 2016-11-07 05:27 x
荻窪駅前にちょぴっとあるのと、近くの寺の抜け道にあるのだけをオギ、その他の場所で見かけるのは全部ススキと思ってました。ノギの有無で弁別するなんて知りませんでしたが、ススキはたいてい遠くから撮るんで、穂のマクロ観察なんか・・・・これからp900で覗いて確かめようかな。hehe
線路で見てた時は、根元も見えるので、一か所から噴水みたいに葉と茎が伸びてるのはススキで、ほとんど線路内にはありませんでしたけど、駅前や荻寺のは割り箸を刺したみたいに、一本づつ立ってるので一応区別してました。今度からは、ノギの有無も見て判別したいと思います。
Commented by ペンタスキー at 2016-11-07 12:39 x
こんにちは。
私もススキとオギは同じかなぁと思っていました!
少し毛むくじゃらなススキだなって(笑)

3枚目の川面のキラキラがある写真、良いですね♪
こういうの大好きです。
Commented by giovannibandw at 2016-11-07 15:10
亀三郎さん、こんにちは。
鈴木君と荻くんは親戚で似ているけど違う人だったというわけです。
私も含めて初心者はノギの有無で判断するのが無難ですね。
 
江戸の吉原の由来はよく聞く話で、その通りじゃないですかね。
河川の砂泥の洲で、アシが生えていたのでアシ原。
悪し原では縁起が悪いのでヨシ原になったそうです。
Commented by giovannibandw at 2016-11-07 15:18
Cakeaterさん、こんにちは。
いつも行く知ってる場所なら分かるのですが、
初めての遭遇でその場で判断するとなると決め手が欲しくなります。
ノギの有無を見るまでは、半分くらい間違っていたことが判明しました。
どうしても希望的観測にシフトしてしまうのです。
黙っていればバレないんですけど、それじゃ科学的じゃないということで、検証してみたのです。
 
荻窪駅の近くなら迷うことなく荻で決まりでしょう。
Commented by giovannibandw at 2016-11-07 15:26
ペンタスキーさん、こんにちは。
フタをあけてみたらビックリでした。
フワフワだからオギというのは一般論で、ススキも一時期、フワフワになることがあるようです。
それを見てオギと間違っていることがありました。
拡大して証拠を確かめるか、茎や葉などの生え方でトータルに視るかのいずれかが必要でした。
写真をほめていただいてありがとうございます。
全部このパターンだとテーマと違ってくるので、ほどほどにしました(笑)
Commented by sternenlied at 2016-11-07 16:14
3枚ともススキの情景がいいですね。
穂に光を感じさせ、流れていく風も感じるようで、
見ていて心地よいです。3枚目は特に癒しになりますわ^^

日本では植物や生き物をこちらよりも細かく分けますね。
ドイツではススキもヨシもSchilf、コブシもモクレンもMagnolie、
ボタンもシャクヤクもPfingstroseといった風に一括りにされてることが多いですね。
Commented by giovannibandw at 2016-11-07 16:41
sternenliedさん、こんにちは。
最初は癒し系のテーマにしようと思ったのですが、
種類を間違えて混同している可能性に気づいて変更しました(笑)
一般的には大まかな分け方でかまわないですが、
学術的にはきちんと分類しないと遺伝的多様性の研究ができなくなります。
その部分を合理的に割り切るのか、個人の自由意思に委ねるかの考え方の違いですね。
日本では初心者とエキスパートに分かれているのかもしれません。

Commented by いちご at 2016-11-08 09:42 x
おはようございます。
ススキとオギ!いつも見かけているのかもしれないけれど
見わけがついていなかったです。
どこにでもあるのかしらね(*^_^*)
水辺のキラキラとススキが素敵♪
Commented by giovannibandw at 2016-11-08 12:02
いちごさん、こんにちは。
慣れれば見分けるのは簡単になるかもしれませんが、
そうなるまでは場数を踏む必要がありそうです。
穂の見た目だけだとわかりにくいですね。
迷ったらとりあえずススキでもいいと思います。
Commented by paoまま at 2016-11-08 16:07 x
3枚目の川面キラキラ、ススキさわさわ、の写真が「日本人のこころの原風景」っぽくて好きです。
時代劇のエンディングテーマのあたまに使われたらぴったりの一枚かと存じます。
子どもの頃はどこもかしこも秋はススキが沢山あったように思うのですが、最近は減ってきているような気がします。
河川改修工事のせいかしらん。
ヨシが少なくなりホタルも減っちゃった。
Commented by giovannibandw at 2016-11-08 21:21
paoままさん、こんばんは。
久しぶりに日本的な風景を撮ったような気がします(笑)
たしかに昔よりはススキは少なくなったんでしょうね。
セイタカワダチソウと勢力争いをしていることも多いです。
でも河川改修工事をしないと台風の洪水で大変なことになるので仕方がない面もあります。
ホタルはいるところにはいるようですが、どこでも見られることはなくなりましたね。

Commented by 皐月の樹 at 2016-11-10 22:21 x
初めまして。皐月の樹と申します。
iwamotoさんのところを介して、やって参りました。
いつも、博識高いコメントを拝見させて頂き、勉強させてもらっております。
以前、SUSの溶接の件でもご教示いただきました^^;
さて、私ススキが好きで、この時期はよく被写体にさせて頂いております。
しかしながら、被写体として好んでいるものの、実態を全く知りませんでした。
なるほど、荻なるものもあるのですね~!
これは確かに、ススキに似ておりますね。
私が今まで、ススキとして撮っていたものの中にも、荻がいた可能性が高い・・・という事が分かりました!
ヨシも同じく、被写体として好んで撮っております。
でも、やはり綿毛の量や質感が、私にはススキが一番丁度良いと感じておりますが。
すみません、私見でございました^^;
とにかく、またまた勉強になりました!
ありがとうございますm(_ _)m
Commented by giovannibandw at 2016-11-11 20:02
皐月の樹さん、こんばんは。
コメントを頂きましてありがとうございます。
最初はススキだけを撮るつもりでしたが、よく似たオギが生えていることを知り、
撮り分けようとして混乱しました。
見た目だけで荻だろうと思い、確かめてみるとススキだったということもありました。
面倒になった反面、見分ける楽しみも増えました。
ススキがお好きなようですが、穂の形にノスタルジーを感じるような原風景の記憶をお持ちかもしれません。
その追求が原動力になって写欲をかきたてているのでしょう。
素晴らしいことです。
Commented by esiko1837 at 2016-11-11 20:52
こんばんは。
アバウトな私は、ぜ~んぶ同じで「ススキ」だと思っていました。
言われてみれば確かに違いがあるのですね。
いずれ見事に秋の風情を醸し出して、寂しかったり華やかだったりの美しさです。
光を受けて輝く穂が魅力的で、見かけるとつい写真を撮ってしまいます。
ススキは大好きな植物です。
Commented at 2016-11-11 21:15
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by giovannibandw at 2016-11-11 22:03
esikoさん、こんばんは。
風景写真なら全部ススキでも良かったのです。
でも違う種類があるのがテーマになってしまったので、
調べることになりました。
水をいちばん必要とするのがヨシで河原に多く、次がオギで、3番目のススキは野原など割と乾いたところにも生えるようです。
こういう微妙な違いも面白いなと思いました。
十五夜にススキを供えるのは、稲穂の代わりだそうです。
Commented by 亀三郎 at 2016-11-11 22:52 x
lucianの言われるように
トランプさんに決まりましたね!!
随分前から キャスター?の木村太郎さんも
言ってましたが、
あの人以外は あまり予想してなかったような気がします。

テレビを見てると
ロシアと中国は 喜んでいるとか、、、
こうなると
いよいよ
中国が 来年、、、尖閣上陸??(・。・;(・。・;
Commented by 亀三郎 at 2016-11-11 23:26 x
すいません
さん、、、が抜けてました m(_ _)m
Commented by Lucian at 2016-11-12 16:43 x
亀三郎さん、こんにちは。
マスコミを鵜呑みにせずに自分で考えると分かることでした。
予想ではなく確信でしたけどね。
アメリカは超大国から普通の国に戻りたかったのですが、
誰がそれをやるかの問題だっただけです。
クリントン氏は戦争屋が支援しているので守旧派にならざるをなかった。
しがらみのないトランプ氏は自由にふるまうことができた。
有権者の多くは閉塞状態の現状維持よりも変化に賭けたのです。
Commented by yuta at 2016-11-13 09:19 x
おはようございます
どれも公園や河原に行くと目にします
ススキとオギは間違いやすいですね
Commented by Lucian at 2016-11-13 09:34 x
yutaさん、おはようございます。
今でもよく間違えます。
答え合わせも楽しみのひとつになりました。
by giovannibandw | 2016-11-06 21:53 | 草花 | Comments(24)
写真はイメージの多面体  身近なシーンの新たなインプレッション

by Lucian
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