図鑑にないカモ(鴨の交雑種)

先月、オナガガモを見に行った時に、見たことのない種類のカモをみつけた。
とりあえず撮影するものの、名前が思いつかない。
あとで通称マルガモと呼ばれているものと分かった。
これである。頭と嘴はカルガモだが、羽根の色がマガモの♂と同じで、頭にも緑色が混じっている。
もちろん、これは合成写真ではない。
 
f0377679_21043623.jpg
 
 
確認してみよう。これがマガモの♂。
 
f0377679_21083157.jpg

 
こちらはおなじみのカルガモ。
 
f0377679_21090610.jpg
 
 
そしてマルガモ。双方の遺伝子の組み合わせによって、どの部分を引き継ぐかが変わるので、色などに多様性があるようだ。
これはカモの雑種の中では最もポピュラーなので、通称とはいえ、マルガモという名前まである。
しかし、一般的には見かけることは滅多にないので、ここで紹介した次第である。
 
f0377679_21095088.jpg

  
ここでは、カルガモではなく、オナガガモのグループに入っていた。
そして飛んでいる間は区別がつかなかった。
 
f0377679_21112918.jpg
 
f0377679_21115943.jpg
 
 
 
 
 
 
  

  
 
 







[PR]
Commented by yuta at 2017-01-08 09:34 x
おはようございます
人間で言えば父親似か母親似かというように、
カルガモに近いか、マガモに近いかというのは
個体によってそれぞれなんでしょうね。
しかし見分けるも難しそうです。
Commented by Cakeater at 2017-01-08 11:43 x
とっ捕まえて、羽の小さいのをちょいと切って、DNA鑑定・・・・それしかない。
Commented by Lucian at 2017-01-08 16:49 x
yutaさん こんにちは。
そうですね。個体差が大きくて同じものはないと思います。
見分けは、現場では見逃すかもしれないので、
帰ってからの写真判定になります。
今回はたまたま分かりやすい例だったので助かりました。
Commented by 皐月の樹 at 2017-01-08 16:51 x
マガモとカルガモの自然交雑種がいるのですか~。
知りませんでした~^^;
マルガモ・・・という安易なネーミングが意外に可愛らしくしっくりきますね^^;
生物としては、交雑種の方が強い・・・と聞いたことがございます。
そうなのでしょうかね?
もしそうだとすると、この先は交雑種が生き残って行く?・・・のでしょうかね?^^;
みにくいアヒルの子、のようにいじめられなければ良いのですが。
逆の、あの物語のように、逞しく大きく育っていくのかもですね~♪
Commented by 亀三郎 at 2017-01-08 16:59 x
マルガモ
地元の池でも このお顔はみたことないです!
だから
珍しい、、、ってことですね (^_^;)(^_^;)
交雑種かぁ
マガモと
カルガモ、、、、
そのときは
どっちがオスだったのかなぁ

あくまで
亀三郎的推測ですが
マガモのオスが
せいりょく が つよそう、、、、
なんて、、、(^_^;)(^_^;
Commented by Lucian at 2017-01-08 17:03 x
Cakeaterさん こんにちは。
捕まえるには投網かネットランチャーしか使えないです。
保護監視員がいたら通報されそうです。
DNA鑑定には落ちた羽根ではなく、抜き取った羽が必要だそうですね。
Commented by Lucian at 2017-01-08 17:14 x
皐月の樹さん こんにちは。
交雑種の方が強いかもしれませんが、ごく少数派なので子孫を残す相手をみつけられる確率は低くなって、生き残るかどうかは未知数です。
でも遺伝的多様性が必要なのは生物全体にいえることですから、進化のプロセスの一環ですね。
ちなみに一昔前までは、ホモ・サピエンスとネアンデルタール人には遺伝的つながりはないとされていましたが、
最近では、現生人類に2~6%くらいネアンデルタール人のDNAが混じっていることが分かったそうです。

Commented by Lucian at 2017-01-08 17:27 x
亀三郎さん こんにちは。
マガモのオスの色を受け継いでいるので、マガモ♂とカルガモ♀の交配でしょう。
とりあえずマルガモと呼んでいますが、
マガモに近いのが、マルガモ、
カルガモに近いのが、マカルガモ、なんだそうです。
もちろん、通称、俗称で正式なものではないです。
全国にどれくらいの割合でいるのか不明ですが、ネットではけっこう報告例があります。
Commented by paoまま at 2017-01-09 16:58 x
こんにちは
マガモは「自分らはマガモじゃけぇ」、カルガモは「自分らはカモガモじゃけぇ」と、しっかり種の認識があるのでしょうか?
マガモはマガモとだけ交配し、カルガモはカルガモとだけ交配したがるのが自然な流れなのでしょうか。
「あらっ!暗かったからてっきりマガモかと思ってラブラブしたのに、明るくなって相手をよく見たらカモガモだったわ」
って感じでミックスが起こるのでしょうか?

などと書いていたら段々お腹がすいてきて、今は頭の中を鴨南蛮ソバがグルグル回っています。
スミマセン何だか下世話なコメントになりました。(汗)
Commented by giovannibandw at 2017-01-09 19:24
paoままさん こんばんは。
種の認識というかアイデンティティは、無意識的で反射的なものだと思います。
そもそも地球上で自意識を持っているのは人間だけですから。
 
求愛してくるオスに対して、選ぶ権限があるのはメスだけです。
これは絶対なので、拒否されたら終わりです。
ちなみにこれは猫の世界でも同じです。
この場合はカルガモのメスがマガモのオスを受け入れたことになりますね。
マガモの♂は同種の♀にはもてなかったので、カルガモにアタックしたのでしょう。
カルガモからみると、渡りをやめたカルガモよりも、渡り鳥の逞しさが優れた遺伝子として認識されたのかもしれません。
これはあくまでも個人の感想ですよ(笑)
Commented by ペンタスキー at 2017-01-09 22:37 x
ご挨拶がと~っても遅くなりましたが、
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

一口にカモと言ってもいろんな種類がいますね。
そして違う種類が混じって ・・・
ますます複雑になる気がします!(笑)
Commented by giovannibandw at 2017-01-09 23:03
ペンタスキーさん こんばんは。
今年もよろしくお願いします。
実は、私が女性ではないと分かってがっかりしたのではないかと思っていましたが、杞憂だったようですね(笑)
 
雑種のカモは自分がどの種になるのか、どのグループに入ればいいのか分かるんでしょうかね。
心配になってきました。
なんとなく成り行きで行動しているようですが。
Commented by sternenlied at 2017-01-09 23:42
交雑種というテーマから逸脱しますが、
鴨も性転換するのかという疑問が湧いてきましてね。
というのは、昔セキセイインコを飼ってたんですけど、
そのセキセイインコが具合が悪くなって、獣医に連れて行くと、
なんと卵が詰まってると言うじゃありませんか。
このセキセイインコは雄ですよ!とびっくり仰天で医者に聞くと、
鳥類は性転換する場合があると言ってました。それに無精卵も産むのだそうです。
幸い、医者は詰まった卵を取り出してくれて、セキセイインコは元気になりましたけど。

それはともかく、鴨も性転換するのかしらとLucianさんに尋ねてみようと思ったのですが、
その前に鳥の性転換についてちょっと調べてみようと検索したら、
ビンゴー、最初に出てきた関連記事には鴨の性転換について書かれてありました。
しかもこの記事の中で引用されてる黒田長禮さんの "カモ類の羽装の異常例."
と言う科学論文の例に出されて鴨の1つはカルガモで、なんと岩手県で発見された鳥なんですよね。

http://ameblo.jp/happyguppyaki/entry-11588377981.html

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjo1915/18/82/18_82_130/_pdf

Lucianさんもいつかそういう鴨に出会う可能性はありますね。
Commented by いちご at 2017-01-10 13:27 x
こんにちは。
こうやっていつも詳しく教えてくださるのですごくお勉強になります。
よ~く見るとすごくきれいな羽の色ですよね!
昔、実家に居た頃、田んぼのあぜ道にすごく綺麗なキジがいて
物音を立てずにずっと眺めていた事がありました。
近くの川にもいろんな鳥がいるので、今度観察してみようかしら!
Commented by giovannibandw at 2017-01-10 16:41
sternenliedさん こんにちは。
鳥類は哺乳類と共通点をもつ一方で、魚類、両生類、爬虫類とも共通点をもっています。
後者のグループは、性ホルモンの支配力が優勢で、ひとたび性が決まっても、
性ホルモンの作用によって性が転換しやすい傾向があります。
つまり魚類などに準じて性転換が発生しやすいのが鳥類ということになりますね。
でも魚類グループよりは高等生物なので、生殖器官までは変化しきれないと思います。
したがって、子孫を残すまでには至らない不完全な性転換で終わるのではないでしょうか。
具体例を知らないので一般論です。
 
今回の交雑種の場合は、他種のカモに相手がみつかったので、
性転換しなくて済んだというラッキーな事例だったのかもしれないですね。
Commented by giovannibandw at 2017-01-10 16:46
いちごさん こんにちは。
大群がいる池や川だと、みつかりやすいと思います。
ちょっと変わった羽色だったりして、あとで写真を見てわかったりします。
でも写真に残ったのは今回が初めてなので、滅多にいないかもしれません。
興味を持って観察していると、いろいろ発見があって面白いですよ。
by giovannibandw | 2017-01-07 21:25 | 野鳥 | Comments(16)
写真はイメージの多面体  身近なシーンの新たなインプレッション

by Lucian
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31