オオイヌノフグリとヒメオドリコソウ

オオイヌノフグリが咲いていたので、アップで写してみた。
明治初期に入ってきた帰化植物で、在来種のイヌノフグリを追い払うように全国に広まっていった。
花びらの青い部分が紫外線を反射して昆虫を誘引し、真ん中の白い部分は紫外線を吸収して蜜の在処を示すサインになっている。
 
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オオイヌノフグリは花の大きさが8mm、イヌノフグリは3mmと小さいので、虫を惹きつけるには大きいほうが有利だ。
受粉の仕方でも差がつくようだ。
オオイヌノフグリはメシベがオシベより少し短いので、夕方花びらを閉じるときに花粉がくっつく仕掛けになっている。
写真はないがイヌノフグリはメシベのほうが長いので、自家受粉はできずに昆虫に頼るしかない。
西洋タンポポと日本タンポポでも同じ構図になっていて、在来種が外来種に駆逐されている。 
 
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名前の由来については、部分的に誤解されて広まっているところがあるようだ。
イヌノフグリより大きな花をつけるので、オオ・イヌノフグリになったのであり、
大犬のフグリという意味ではないらしい。 
 
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ヒメオドリコソウも外来の帰化植物で、オオイヌノフグリと同じように百年前から日本中に勢力を拡大した。
いつも同じ場所に咲いているのが不思議な感じもするが、両方ともグローバル化に成功した植物だからなのかもしれない。
花で目立つオオイヌノフグリと、葉で存在感を顕すヒメオドリコソウの組み合わせは注目させられる。
 
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Commented by iwamoto at 2017-04-09 10:40 x
我が家でも、このセットで咲いていますよ。
傍に居ると互いに良いことがあるのかしら、と思うくらいです。

在来種を駆逐したのであれば、似た環境を好むと考えられますよね。
Commented by giovannibandw at 2017-04-09 11:04
iwamotoさん こんにちは。
セットで咲いている理由がもっと他にもあるのかわかりませんが、
探究してみたいテーマです。
中学生の研究論文もあるようですが、まだそのレベルまで到達していません(笑)
在来種を駆逐した大きな理由の一つが、受粉方法のハイブリッド化だと思います。

Commented by yuta at 2017-04-09 12:02 x
こんにちは
外来種2種鮮やかなブルーとモコモコした厚手の布のような花
外国人観光客を歓迎している今の世相にぴったりのような・・・・
Commented by sternenlied2 at 2017-04-09 17:18
なるほど、オオイヌノフグリはイヌノフグリより大きいのでそのように呼ばれるのですね。
オオイヌノフグリとヒメオドリコソウの組み合わせの理由が気になりますね。
どちらもヨーロッパ原産で、日本にとっては外来種ですが、ヨーロッパでは在来種ですね。
在来種としても外来種としても一緒に咲いているというのが面白いです。

お会いしたことないですけど、今日Lucianさんが夢の中に出てきました(笑)
Lucianさんが何かイベントのようなことをオーガナイズされてて、
アンケート用紙のようなものを持っていて、感想を聞かれたシーンと、
どこか赤土の崖が広がってるような場所にいて、ここはポルトガル南端の
アルガルヴェの崖に似ていると私がLucianさんに話しているシーンを覚えています^^
Commented by giovannibandw at 2017-04-09 19:29
yutaさん こんばんは。
コンビニやスーパーが、昔からの小さな商店を駆逐してしまったのに似ています。
でも新参者が悪いのではなく、競争力に優れていただけなので、自然淘汰ですね。
身の丈に合った生き方をすることで共存できるでしょう。
Commented by giovannibandw at 2017-04-09 19:44
sternenliedさん こんばんは。
同じ場所で一緒に咲く理由はまだ完全にはわかりませんが、
繁殖力が強くて同じ花期だからということは確かですね。
外来種で帰化した植物のほとんどが、明治維新後の開国が原因でした。
 
熟達したRosenkreuzerなら、人の夢の中に侵入することもできます。
起きている状態でも可能ですが、誤解を招かないように事前に通告する必要がありますね。
姿は自由に変えられるので、真の姿とは限りません。
あっ、これは一般論ですからね(笑)

Commented by paoまま at 2017-04-10 20:50 x
こんばんは、今日は寒かったぁ。

オオイヌノフグリはイヌノフグリよりも大きかったので、オオイヌノフグリになったんですか。
ならばならば、イヌノフグリはどうしてイヌノフグリになったんですか?
タヌキノフグリやネコノフグリじゃ駄目だったんですかね。
こんな可愛い花なのに、なじょしてフグリなのじゃ?

ヒメオドリコソウは私は見た記憶があまりありません。
目に入っていても意識してないんでしょう。
写真を拝見しても、「はいはいコレね~」ってなりませんでした。
フェルトみたいな葉っぱですね。
ごつい葉っぱをしているんですか?
ならば乾燥に強いんでしょうね。
でもって、どこのヒメが踊っているのじゃ?
これを見てヒメが踊っていると名付けた人はよっぽど女性に飢えていたのかな?
山にこもって修行でもしよっちゃったんかしらん。
Commented by giovannibandw at 2017-04-10 21:26
paoままさん こんばんは。
こちらも今日は寒かったですよ。
外では冬のように厚着しました。
 
イヌノフグリは、花ではなく実の形がフグリに似ているからです。
命名したのは牧野富太郎という学者ですが、彼の経歴が凄い。
江戸時代の文久2年生まれ、寺子屋の後、小学校を2年で中退しながら、理学博士になり、日本の植物学の父といわれている、近代植物分類学の権威だそうです。
命名した植物は2500種類。
多すぎて吟味する時間がなかったのと、「昔の人」のセンスだったのでしょう。
 
ヒメオドリコソウは、5月に咲くオドリコソウよりも小さいので、「ヒメ」をつけたのです。
草花では小さいものにヒメを付ける慣習があるようです。
ヨモギとヒメヨモギとか。
Commented by いちご at 2017-04-11 11:32 x
こんにちは。
オオイヌノフグリは小さいので、こんなにアップで見る機会あまりないですよね。
すごく小さいですけど、こうやって見てみると何だかすごく存在感ありますね!
ヒメオドリコソウ・・・ムックに見えてしまいました!

こちらは桜が満開になって、我が家の土手の桜すごく綺麗です。
でも昨日からの雨でちょっとかわいそう!
青空が待ち遠しいなぁ~♫
Commented by giovannibandw at 2017-04-11 17:36
いちごさん こんにちは。
小さいのでおもいっきり拡大してみました。
見応えがあるでしょう。
ヒメオドリコソウの葉は、ウールで出来ているかのようです。
 
桜がついに咲きましたか。こちらは早くても一週間後になりそうです。
満開は2週間先でしょうか。気温が低いので伸びるかもしれません。
Commented by 亀三郎 at 2017-04-13 11:51 x
ヒメオドリコソウのほうが
ふぐり的、、、って、、、、
あ、、、また あほうなこと
しょうじきに感想いってしまった、、、、

先日
ドラマで人生で失敗しないために

見てはならぬもの見ないこと
聞いてはならぬものを聞かぬこと
言ってはならぬことを言わぬことって
セリフがありましたが、、、

亀三郎
そのへんが
たりないなんですよねぇ すんまそん (^_^;)

PS ソメイヨシノは 状況いかがですか?
Commented by giovannibandw at 2017-04-13 15:22
亀三郎さん こんにちは。
たしかに、色黒で毛むくじゃらですからね。
でも実の形でついた名前ですから、花や葉のイメージとは違います。

見ざる・聞かざる・言わざるは、悪事にかかわるなという古からの教訓です。
ネットではついうっかりエラーしてしまいそうなので危険ですね。
 
開花予想は20日ですが、今日も雪が降って寒いので、どうなることやらです。
若干、延びるかもしれません。
Commented by 皐月の樹 at 2017-04-16 12:30 x
オオイヌフグリにヒメオドリコソウ・・・今では普通に田園で見かけられる草花ですね。
在来種のイヌフグリがあるのですか。知りませんでした!
そういえば、やたら小さいオオイヌフグリがあるな~、と思ったことが何度かございます。アレがそうだったのかもしれませんね。
日本に来る外来種は、日本で繁殖に成功するのが多いですね。
植物のみならず。
やはり、島国育ちは弱いのでしょうかね?^^;
※イヌワシの件、ありがとうございます!
なるほど、あれは成鳥ではないのですね。
私がイヌワシかな?と思った理由は、しっぽだったのですが、後頭部の金色が見られなかったので、おかしいな~と思っておりました。
オジロワシ・・・やはりそちらなのですね!
今度、見つけたら、また撮ってみます。
あ・・・でも、夏場は他に渡っているかもですね^^;
Commented by giovannibandw at 2017-04-16 18:47
皐月の樹さん こんばんは2
在来種は受粉を昆虫に頼る伝統的なシステムですが、
外来種は、自家受粉も可能なハイブリッドなので、
繁殖力で負けてしまうようです。
この差は大きいので駆逐されてしまうのでしょう。
 
ワシについては、茶色の中に白がまだらに混じっているのは若鳥だけです。
成鳥は白黒のメリハリがはっきりしているのです。
というわけでオジロワシと断定しました。
by giovannibandw | 2017-04-09 09:56 | 草花 | Comments(14)
写真はイメージの多面体  身近なシーンの新たなインプレッション

by Lucian
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