岩に咲くユリ

 
 
岩場を好んで咲くオレンジ色の百合があり、イワユリ(岩百合)またはイワトユリ(岩戸百合)と呼ばれている。
地面に咲くこともあるが、ごく少数で、大部分は岩の上で見かけることが多い。
 
 
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本州の太平洋岸では紀伊半島以北、日本海側では新潟県以北に分布している。
太平洋側に自生するものをイワトユリ(岩戸百合)、日本海側のをイワユリ(岩百合)と呼ぶ。
開花時期がひと月ほど違うのが名前の違いだろうか。
 
 
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最近、調べてみるまでは、スカシユリだと思っていた。
栽培品種のスカシユリは、江戸時代にエゾスカシユリとイワトユリを交雑育成した園芸品種だという。
そうするとこれはスカシユリの原種にあたることになる。
 
 
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なぜ岩場に咲くのか不思議に感じた。
土の上よりも根本の環境が安定しているからだろうか。
競合する相手が少ないので有利という生き残り戦略かもしれない。

 
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Commented by iwamoto at 2017-07-30 09:25 x
他に選べなくて、ではなく、岩を好んで?
その理由は、取り敢えずご紹介の説が思い浮かぶわけですが、
なんだかもっと意外な理由があると面白いですね。
岩の成分とか、茎を短く出来るとか・・・。
この岩、持って帰りたいんですが。
岩戸百合さんには権利があるかもしれませんね。
Commented by yuta at 2017-07-30 09:52 x
こんにちは
岩からユリの花咲いてる光景初めて見ました。
岩の間に根付いて咲くのはそれなりに理由があるのでしょう。
Commented by giovannibandw at 2017-07-30 14:05
iwamotoさん こんにちは。
理由はその時の思いつきで挙げてみましたが、もっと詳しく説明できそうです。
強い風と塩分に耐性があるので、その特性を活かした場所に生育するようになっているということです。
地面の上では草丈で他に遅れをとり、風に対する強さも役に立ちません。
岩の上なら短い茎でも日当たりがよく、強風にも耐えられるので適しています。
他の多くの草花が嫌う塩分も平気なので、岩場をほぼ独占的に利用できます。
私が地面に咲いているのを見たというのは、別種の見間違いだったかもしれません。
岩のレプリカを作って鉢にして、スカシユリを栽培すれば、お持ち帰りしなくてすみますね。
Commented by giovannibandw at 2017-07-30 14:11
yutaさん こんにちは。
観光地として有名なのは、佐渡島です。
グーグルで検索すると、99%くらいは佐渡のイワユリがヒットするようです。
私は少数派の太平洋側を代表してアップしてみました。
岩に咲くのが最も適してるように進化したユリだと思います。
Commented by sternenlied2 at 2017-07-30 22:53
今日、偶然植物園で百合を見てきましたけど^^
浜辺、しかも岩に咲く百合だなんて、珍しいですね。
岩に種が落ちるといえば、イエスの喩えの中の
「別の種が土の薄い岩地に落ちた。土が深くなかったので、すぐに芽を出した」
という言葉が思い出されてきますが^^
この百合についてドイツ語のウィキを読んでみたら、
日本にしか分布していない種類だと書かれてましたよ。
こんな珍しい百合の種を来日した外国の植物学者達は自国へと
持っていかなかったのかしら。
それとも日本にしか育たないのかしらね。
Commented by giovannibandw at 2017-07-30 23:11
sternenliedさん こんばんは。
野生の原種は日本北部の固有種なので、他所での栽培はできないでしょう。
栽培品種として交配して作ったスカシユリは、19世紀に有名な植物学者であるフィリップ・フォン・シーボルト博士が、テッポウユリ、カノコユリなど多くのユリの球根とともにヨーロッパに持ち帰ったそうです。
でもスカシユリは、岩に咲く特性はなくなっているかもしれません。
Commented by paoまま at 2017-07-31 17:15 x
最初の岩に咲いている三本はそのままで立派な盆栽になりそうです。
こんな岩の裂け目に咲く百合の花を初めて見ました。
養分をどうやって採っているのでしょうか。
小さい花ならまだしも百合はそれなりの大きさの花を咲かせます。
しっかり強く根をはっているんでしょうねぇ。
岩陰から横に茎を伸ばして日の当たるところでググっと首を持ち上げて花を付ける。
植物って本当に逞しくて立派ですね、ナウシカに出て来る森を思い出しました。
Commented by giovannibandw at 2017-07-31 19:52
paoままさん こんばんは。
東日本の海岸だけなので、西の人は見たことがないと思います。
岩の割れ目という特殊な環境に適応したユリですね。
岩の隙間に長年溜まった土や砂に根を下ろしているようですが、
少ない水や養分でも育つようになっているのではないでしょうか。
一番感心したのは、競争相手が少ない特殊な環境を選んだということです。
雑草の中に埋もれてしまわないという選択もありなんですね。
Commented by いちご at 2017-08-01 15:17 x
こんにちは。
岩に咲く百合!こんな所に咲くなんて・・・何だかすごく健気で愛おしくなります。
可愛くてすごく素敵♪
何だかとっても安心して咲いているような・・・そんな雰囲気に見えます(*^_^*)
Commented by giovannibandw at 2017-08-01 18:16
いちごさん こんにちは。
初めは偶然、岩に咲いたのかなと思っていました。
でも、岩にしか咲かない百合なようで驚いています。
根本の基盤がしっかりしていて文字通り盤石なので、
安心して咲けるのでしょう。
グレーの岩にオレンジの花がとても映えますね。
by giovannibandw | 2017-07-30 08:48 | 草花 | Comments(10)
写真はイメージの多面体  身近なシーンの新たなインプレッション

by Lucian
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