2017年 04月 09日 ( 1 )

オオイヌノフグリが咲いていたので、アップで写してみた。
明治初期に入ってきた帰化植物で、在来種のイヌノフグリを追い払うように全国に広まっていった。
花びらの青い部分が紫外線を反射して昆虫を誘引し、真ん中の白い部分は紫外線を吸収して蜜の在処を示すサインになっている。
 
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オオイヌノフグリは花の大きさが8mm、イヌノフグリは3mmと小さいので、虫を惹きつけるには大きいほうが有利だ。
受粉の仕方でも差がつくようだ。
オオイヌノフグリはメシベがオシベより少し短いので、夕方花びらを閉じるときに花粉がくっつく仕掛けになっている。
写真はないがイヌノフグリはメシベのほうが長いので、自家受粉はできずに昆虫に頼るしかない。
西洋タンポポと日本タンポポでも同じ構図になっていて、在来種が外来種に駆逐されている。 
 
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名前の由来については、部分的に誤解されて広まっているところがあるようだ。
イヌノフグリより大きな花をつけるので、オオ・イヌノフグリになったのであり、
大犬のフグリという意味ではないらしい。 
 
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ヒメオドリコソウも外来の帰化植物で、オオイヌノフグリと同じように百年前から日本中に勢力を拡大した。
いつも同じ場所に咲いているのが不思議な感じもするが、両方ともグローバル化に成功した植物だからなのかもしれない。
花で目立つオオイヌノフグリと、葉で存在感を顕すヒメオドリコソウの組み合わせは注目させられる。
 
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by giovannibandw | 2017-04-09 09:56 | 草花 | Comments(14)
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by Lucian
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