カテゴリ:自然( 31 )

遡上する鮭

鮭が川に戻ってきた。
放流した稚魚が還るのは3、4年目なのだが、
震災の年と翌年は人工孵化と放流を中断した為、
昨年は来なかったようだ。
鮭が川に遡上する地域の南限は、千葉県銚子市の利根川とされている。
「サケは銚子かぎり」という語呂合わせにもなっている。
多摩川にも放流して上ったことがあるそうだが、一時的だったようだ。
太平洋最北部のベーリング海で育った冷水性の鮭にとって、
都市化による水温上昇の湾や河口を上るのには無理があるからだろう。
 
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by giovannibandw | 2016-11-25 15:05 | 自然 | Comments(22)

Extreme super moon

11月14日23時は、68年ぶりの超スーパームーンだという。
夕方5時の様子。水平線から昇って来た。
この時点で雲はなかったが、薄いモヤのようなものが月の周りにかかっていて、クローズアップするとぼやけてしまった。
 
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22時頃の状態。
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月は水平に近い位置の時は大きく見え、南中して最も高くなった時は小さく見えるといわれる。
この現象について考察してみよう。
物理的な大きさはまったく変わらないので、物理現象や天文現象ではない。
地平線に木や建物など、大きさを比較する物との錯視で大きく見えることもあるが、
水平線や砂漠の地平線など比べるものがなくても大きく感じるため、これも原因ではない。
朝日や夕日のように赤く見えるので、高い位置の青白い色よりも膨張色として作用するという考えも第二義でしかない。
 
そうすると、残るのは心理的現象のみになる。
下図のように、我々のイメージの天球図は、実際の天球よりも高さが低く扁平になっている。
デフォルメされているのである。
これを確かめる実験として、目を閉じて水平と垂直の中間(45度)になるように腕を上げてみると、
実際にはそれより低い角度の30度近くになることが分かる。
人は太古から上は木の先端か鳥が飛ぶ程度の高さしか実感として認識してこなかった。
それに対して、水平方向には、視える限界まで遠くを見つめてきたのだった。
この差が、頭の中に扁平な心理的天球を作ってしまったのである。
 
月の大きさに話を戻すと、水平近くの低い月は「遠くにある」割には大きいと感じ、
頭上にある月は「低いはず」なのに小さいと感じられることになる。
これが月の高度によって大きさが違って見える理由である。
  
まだ議論の余地は残されているのだろうか?
  
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by giovannibandw | 2016-11-14 22:47 | 自然 | Comments(20)

太陽柱 

日没直後の空に、赤い光の柱が立っているように見えた。
太陽柱とかサンピラー(sun pillar)と呼ばれる現象らしい。
雲の中のほぼ水平に浮かんだ板状の氷晶の表面で太陽からの光線が反射されて光って見えるという。
規模としてはたいしたことはなかったが、珍しい現象だった。
これから寒くなるサインかもしれない。 
 
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by giovannibandw | 2016-11-13 23:10 | 自然 | Comments(12)

砂浜の波打ち際に、砂と波で磨かれた貝殻が、石ころのようにちりばめられていた。
とりわけ美しいというほどでもないが、小さな子供なら喜びそうなものだった。
まだ角が十分に取れていない未完成品や原形もあり、さながら自然の研磨工場のようでもあった。
このギャラリーは人気があって、休日は人が絶えない。
もちろん、自由に持ち帰りもできる。 

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by giovannibandw | 2016-10-27 23:10 | 自然 | Comments(12)

青い木の実

クサギの実がなっていた。赤い星型の萼(がく)の上に藍色の美しい実をつける。
その実は草木染めの青の染料になるとか。草木染めで青を出すのは藍とクサギしかないという。
天然のブローチと紹介する人もいる。
 
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下はノブドウで、果実は形は大小様々で、色も白緑色、淡紫色、瑠璃色、赤紫色など変化に富んでいる。
メクラブドウとはノブドウの方言で、実が盲人の目玉に似ているというのが由来だという。
宮沢賢治はこの美しい実を地上の虹と見立て、天上の虹と対照させて童話「めくらぶどうと虹」を書いている。


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by giovannibandw | 2016-10-08 21:52 | 自然 | Comments(18)

水中の小魚たち

海岸の岩場に窪んだ部分があって、満潮時に波を被ると海水が残ってしまう場所があった。
ただの水溜りで生き物はいないだろうと思い、のぞいてみた。
すると、小魚が小さな群れになって泳いでいた。
波と一緒に運ばれてきたのだろう。
自分の意思でここに来ることはできない。



 

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水中にカメラを入れてみた。
水の透明度は低かったが、外から写すより反射がないだけクリアになった。
 

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これらの魚の名前は、推定になるが、カタクチイワシの稚魚ではないかと思う。
プランクトンを食べるので、当分の間は餓えることはないだろう。
  

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もう少し大きくなっても、岩に生えている海藻を食べることで生きられるだろう。
新鮮な海水も時々注水されるので大丈夫だろう。
でも、成魚になったら外海に戻らないと死んでしまう。
しばらくしたら、また様子をみることにしている。
  

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by giovannibandw | 2016-10-02 19:54 | 自然 | Comments(32)

小惑星群


 

オレンジ色をした小惑星が空から降ってくるかのように見えた。
地上に激突する前に、野鳥軍団が迎撃してくれるかもしれない。
 
 

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by giovannibandw | 2015-11-25 22:08 | 自然 | Comments(0)


 
 
紅葉の仕組みは解明されていても、その植物にとっての意義はよく分からないともいわれることがある。
しかし、もしメカニズムの理解がほぼ正しくて部分的な誤りがなければ、その目的は仮にでも明らかになるのではないかと思う。


植物の生き残りの為の知恵は、緻密な合理性をともなって発現するのであり、無駄の入る隙はないからである。
 
 
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まず、落葉樹がなぜ落葉するのかについて。
 
葉は光合成でエネルギーを生み出して枝や幹に送る。しかし同時に、呼吸もするのでエネルギーの消費もすることになる。



秋になり気温が下がると、あまり光合成をできなくなる。


すると生み出すエネルギーより、消費するエネルギーの方がだんだん多くなってしまう。


そこでエネルギーを節約するために落葉する。
 
 
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また気温が下がって土壌が凍結すると、根から水を吸収できなくなる。


しかし、葉は蒸散によって水分を放出する。


結果として、植物全体が乾燥してしまう。


そこで乾燥を防ぐために、落葉する。いわばリストラと同じ状態だ。
 
落葉の準備が始まると、枝と葉の間に「離層」が形成される。これは葉が落ちる前に葉柄に生じる特殊な細胞層のことで、葉が落ちた後に茎を保護するコルク組織である。
この離層が形成されると、栄養物質の移動が妨げられるようになる。
  
 
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次に、なぜ紅葉するのかについて。
 


これは、葉から主に窒素等の栄養成分を回収するためである。
窒素は緑色の葉緑体・クロロフィルに含まれている。


そこで落葉する前にクロロフィルを分解し、窒素を回収・再利用する。
この時、離層があっても体内を移動しやすくするために、窒素とタンパク質はアミノ酸に分解され、またデンプンはブドウ糖に変えられる。
そして貴重なミネラル類(リン、カリウムなど)の多くはイオンの形で、まだ機能が残っている維管束を通して茎、根などへ運ばれ貯蔵される。
 




クロロフィルは分解されるが、アントシアニン(赤い色素)やカロテノイド(黄色い色素)は窒素が含まれないので残る。


緑色がなくなることで、赤色や黄色が目立って見えてくるわけである。
 
 
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紅葉し始めた落葉樹の葉は、クロロフィルの回収を始めるとともに光合成ができなくなる。
その理由は、アントシアニンが赤くなるのは主に日光の当たる側の表面であり、
葉肉細胞の日照を和らげる遮光色素としての働きももっている。
この色素により葉肉細胞を擬似的な日陰状態にして、光合成の効率を下げている。
 
こうして光合成ができなくなった葉緑体(クロロフィル)は分解がさらに促進される。 


従って、きれいな紅葉を見せる樹木ほど資源回収が十分に行われ、落葉する事になるのである。
ちなみに黄色は赤色に準じた遮光効果がある。
 
 
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それでは、春と夏にはアントシアニンの赤い色素の合成が起こらないのに、なぜ秋にだけ赤くなるのかという疑問が出てくるかもしれない。
 
それは、葉と茎の間の物質の移動が妨げられることがスイッチになっているからだ。
事故などで枝や葉が折れたり切れたりつぶれたところで物質の移動が妨げられると、その先の方ではアントシアニンが作られる仕組みになっていて、秋でなくても紅葉のように赤くなる。
秋の落葉の準備の時に形成される離層は、これと同じ働きをするので赤く色づくのである。
 


 
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また、落葉樹の中には、紅葉するものと、緑のまま落葉するものとに分けられる。
この違いを店の食品販売戦略に喩えてみよう。
 
紅葉する葉は、赤みが増すにつれて光合成ができなくなっていく。
これはスーパーで賞味期限切れが近くなった食品が安売りされるのに似ている。
一個当たりの利益は少なくなるが販売数を伸ばすことで費用(窒素)をより多く回収できる。
 
一方で、紅葉しない葉は落葉する直前まで光合成ができる。
これは窒素回収エネルギーよりも余分のエネルギーを得る戦略を採用しているのである。
コンビニで賞味期限切れが近くなってもギリギリまで値引きせずに売り、その後は廃棄するのと同じだ。


売上げ数は伸びなくても、それを24時間営業でカバーする。 


 
 
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秋に、急で強い冷え込みがなかった年には、葉がそれほど鮮やかに色づかないことがある。
これは、急いで落葉の準備をする必要がないので、紅葉のメカニズムが緩やかに進行する為である。  
 
結論としては、紅葉は、葉のエネルギーを効率よく回収しながら落葉の準備を促進するための戦略ということになる。
 
 
 
 
 

 
 
 

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by giovannibandw | 2015-10-31 15:17 | 自然 | Comments(0)

赤い木の実 ミニ図鑑


 

秋も深まり、赤い木の実があちこちで目立つようになってきた。
自分の行動範囲の中でどれくらいの種類があるか調べてみた。

まずは以前紹介したコブシの実から。
地面に落ちていたものを拾って中の種を出してみた。
 



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実の大きさの割には大きな種が入っていた。
鳥に運んでもらうためだけの少しの果肉がある感じだった。
  

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イチイの木。北東北と北海道の方言では、オンコの木とも呼ぶ。
実は柔らかくて食べやすかった記憶があるが、子供の頃なので味は憶えていない。
  

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これはウメモドキの実。
ウメの仲間ではなく、モチノキの仲間。
葉の形や枝振りがウメに似ているので「ウメモドキ」の名前がついた。
赤い実は小鳥が好んでついばむという。
 

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ガマズミの実。
初冬には、甘くなり食べられるという。
といっても、これもコブシの実のように果肉は薄く種子が大きい。


 

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サンシュの実。
成熟した果実を熱湯に通して半乾きにしてから果実を抑えて種子を抜き出し、
果肉だけにしてから日干しにする。
これを生薬で、山茱萸(さんしゅゆ)という。
一般的には果実酒にする。
  

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セイヨウサンザシの実。
血流をよくする作用があり、心疾患などの生活習慣病の予防に効果があるとされている。
ヨーロッパでは1900年代後半には強心薬になるということが発見されていた。
 

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ナナカマドの実。
赤い実をたわわに付け、雪を乗せると色の対比が美しく、北海道では競って街路樹として利用されている。
果肉は苦いだけで食べられないという。
 

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ニシキギの実。
紅葉が見事なのでモミジ、スズランノキと共に世界三大紅葉樹に数えられる。
まだ紅葉になっていなかったのは残念。
 


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ノイバラの実。
枝にトゲがあったので判別できた。
『万葉集』に宇万良(うまら)という名で、野性のノイバラと思われる植物が詠まれている。
 


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ベニシタンの実。
ここは公園なので地植えしているが、盆栽用として販売されるのが一般的なようだ。
一年中観賞できるからだろう。
 

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マユミの実。
漢字で「真弓」と書く。昔、弓の材料として用いられたことに由来する。
雌雄異株で、雄樹と雌樹があるため、マユミと分かっても実がついていない木がある。
 

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最後は木ではなく、草になる。
マムシグサの実。
サトイモ科で、縄文人は地下の芋(球茎または塊茎)の部分を食べていた。
赤い実には毒があるので食べられない。
  


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追記: ハナミズキの実。
もう一つ見つけたので追加。この実は毒はないが苦くて不味いという。
そのせいか鳥もあまり好まないので集まらないらしい。
 
 
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by giovannibandw | 2015-10-24 10:09 | 自然 | Comments(0)

キイロスズメバチの巣


珍しい被写体を見つけた時は撮りたくなるのは自然なことだが、
それが場合によっては命を落としかねない危険な撮影になることもある。
もちろん今回はリスクを承知の上で撮っている。 



 
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周りに民家のない山間の道路脇に一軒の家が建っていて、
その軒下にキイロスズメバチの大きな巣がぶら下がっていた。
軒天の幅が45センチだとすると、この巣がどれくらい大きいか分かるだろう。
家には人が住んでいる気配なく、別荘なのかもしれない。
 


 


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日本には、スズメバチ属(7種)、クロスズメバチ属(5種)、ホオナガスズメバチ属(4種)の合計3属16種が生息している。
中でもスズメバチ属のオオスズメバチとキイロスズメバチによる人身事故が最も多く発生しているという。
9月中旬~10月中旬にかけて交尾の時期を迎え攻撃的になるので、ちょうど今が危険な時期と重なる。
 
 
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スズメバチ類の刺傷事故では、このキイロスズメバチによるものが最も多い。
つまり、このキイロスズメバチはオオスズメバチを抜いて、日本で最も危険なハチだということになる。


もし撮影中に集団で襲ってきたら、死亡する可能性が高い。
万が一の時は猛ダッシュで逃げるつもりだったので不安はなかった。
  
 
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この建物のオーナーが帰ってきたらさぞ驚くだろうと思いながらこの場を後にした。
 


 
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by giovannibandw | 2015-10-17 19:33 | 自然 | Comments(0)
写真はイメージの多面体  身近なシーンの新たなインプレッション

by Lucian
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