カラスの行水

「カラスの行水」という言葉がある。
入浴時間が短いたとえとして使われるが、実際にはカラスがどうやって入浴しているのか見る機会は滅多にないかもしれない。
ということで、見てみよう。1回につき2秒か3秒程度だが、それを何回も繰り返すので、
トータルではけっこう長風呂だったようだ。
それならカラスの行水とはいえないのではないかと感じたが、人に比べればはるかに短いので間違いではないだろう。
 
ちなみに鳥の中で一番水浴びが短いのはツバメである。
超低空飛行しながら、水切りの石のように一瞬だけ水面にバウンドしながら浴びる。
時間は0.2秒くらいで、水を飲むだけなら0.1秒で終わる。まさに電光石火の早業だ。
もちろん、食事も飛びながらである。
 
 
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カラスは水浴びが終わると、その場から垂直上昇するように飛び立つ。
羽ばたくことで羽の水を切り、飛ぶことで風で早く乾くからだろうか。
まるで水鳥のようなクオリティを持っている。
 
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独りだけの時以外は、仲間を見張りにして交代で行う。
下の写真を続けて見ると、交互にやっているのが分かる。
 
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カモメがやってくると、勝手に見張りを任せてしまった。
この賢さは鳥類ナンバー1だ。
 
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3羽以上になると、見張りは独りいればいいので、しだいに公衆浴場と化す。
 
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入浴が終わると順次飛び立ち、そして誰もいなくなった。
 
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by giovannibandw | 2017-01-31 22:34 | 野鳥 | Comments(22)

ここの池はやや細長く、両側が林になっているので、白鳥たちは必然的に長手方向に助走して飛び立つことになる。
つまり、飛行場の滑走路のようになっていて、飛行コースがある程度予測できるのである。
離陸地点にいて待ち構えると、前回のように頭上を飛ぶシーンを撮影することもできる。
引き続き、飛翔シーンを撮ってみた。曇り空だったが、白鳥の羽根のしっとりした柔らかい質感を楽しむことができた。
 
 
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by giovannibandw | 2017-01-24 21:08 | 野鳥 | Comments(18)

頭上を飛ぶ白鳥

 
白鳥飛来地の池に行って、飛び立つのを待ち構えていると、時々頭の上を飛んで行くことがある。
たまたまこの日は曇り空だったので、逆光もあって、モノトーンのシルエット調になってしまった。
そこで色よりもフォルムに注目してご覧頂きたい。
この身体の大きさ重さに対して、翼が少し小さいように感じるのだが、気のせいだろうか。
人間の2歳児の重さに、2.5mの幅のつばさがついたようなものだ。
  
 
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by giovannibandw | 2017-01-21 23:14 | 野鳥 | Comments(20)

雪の上の足跡 2017

 
雪が降った後に山の方へ行ってみた。
野生動物の足跡を見るためである。
まず最初にみつかるのが、定番のウサギの足跡だ。


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基本的に真っ直ぐ進むが、障害物を目前にしてカーブするところがかわいい。
 
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直角に曲がることもあるようだ。
 
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これは微妙だがウサギだろう。パターンが同じなので子供かもしれない。
 
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これはキツネ。まっすぐ一直線に歩くのが特徴である。猫の歩き方に似ている。
ウサギの天敵だが、今回はまだ出遭ってないようだった。
 
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これはタヌキだと思う。キツネよりややジグザグになってくる。
 
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こちらはタヌキの親子ではないかと思われる。
パターンが同じで大きさが違うからだ。
 
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これはおそらくテンだろう。独特のパターンだ。
 
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これはリスと推定しているが、あまり自信はない。

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これはカラスよりも大きかったので、アオサギかチュウサギだろう。
ここでは他に大型の鳥は確認していない。
 
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池の氷の上にも足跡がついていた。タヌキのパターンだ。
氷は割れなくて済んだようでよかった。
 
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by giovannibandw | 2017-01-16 22:37 | スナップ | Comments(15)

カルガモの飛翔

 
カルガモが薄氷の上に恐る恐る右足を乗せていた。
 
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ボチャン。やっぱりダメだったか。
 
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閑話休題。
飛翔シリーズなので、カルガモ君にも飛んでもらうことになった。
飛ぶのは一瞬なので、カメラワークだけでなく、ゲリラ戦のように接近する必要がある。
近寄りさえすれば、長玉でなくても十分狙えるのだ。 
 
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by giovannibandw | 2017-01-10 20:38 | 野鳥 | Comments(18)

先月、オナガガモを見に行った時に、見たことのない種類のカモをみつけた。
とりあえず撮影するものの、名前が思いつかない。
あとで通称マルガモと呼ばれているものと分かった。
これである。頭と嘴はカルガモだが、羽根の色がマガモの♂と同じで、頭にも緑色が混じっている。
もちろん、これは合成写真ではない。
 
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確認してみよう。これがマガモの♂。
 
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こちらはおなじみのカルガモ。
 
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そしてマルガモ。双方の遺伝子の組み合わせによって、どの部分を引き継ぐかが変わるので、色などに多様性があるようだ。
これはカモの雑種の中では最もポピュラーなので、通称とはいえ、マルガモという名前まである。
しかし、一般的には見かけることは滅多にないので、ここで紹介した次第である。
 
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ここでは、カルガモではなく、オナガガモのグループに入っていた。
そして飛んでいる間は区別がつかなかった。
 
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by giovannibandw | 2017-01-07 21:25 | 野鳥 | Comments(16)

続・渡らずの横断歩道


昨年11月29日の記事で、この押しボタン式歩行者用信号機を取り上げた。
今度は反対側から見たが、赤のカバーが焼け焦げているのは同じだった。
前回は通りすがりの第一印象だけで、あたかも押しボタンを押す人がいないかのような書き方をしてしまった。
そこで、裏を取るためには張り込みをして確かめる必要があると考え、観察してみた。 


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すると、1分も経たないうちに、サッカーボールをかかえた少年がやってきて、押しボタンを押してしまった。
これは嬉しい誤算だったが、同時に自分の誤った思い込みが恥ずかしくなった。
この歩行者用信号機は使う人がいないとか少ないとかの問題ではなく、単なる老朽化でしかなかったのである。
少子化が原因ではなかったのだったそうすると、今度はいつまで放置しておくのかが気になってきた。
 
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by giovannibandw | 2017-01-06 21:02 | スナップ | Comments(8)

ウミウの飛翔

新春のご挨拶を申し上げます。
 
現在使われている暦の元旦は、紀元前45年にローマのユリウス・カエサルが、
たまたまこの年の冬至の次にくる新月を1月1日に定めたのが始まりである。
3月25日を春分とし、最も近い新月を新年の始まりとする習わしがあったが、
当時末期だったヌマ暦では、閏日を入れるのを怠ったりして実際の季節と90日のズレがあったため、
修正するために閏月を3回入れた結果、春分の日が冬至までずれ込んでしまった可能性がある。
つまり、形式上の春分の日が、事実上の冬至に重なった可能性も否定できないのである。
カエサルが天文学的基準を無視したのではなく、偶発的な事故だったかもしれないのだ。

それはさておき、
昨年から新しい年へ滑り込むようにテイクオフする象徴的なシーンをどうぞ。
 
On your mark!
 
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Get set!
 
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Go!
 
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離陸成功。この間、約2秒くらい。
 
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大空に羽ばたく姿は、見るだけでも気持ちがいい。 
 
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by giovannibandw | 2017-01-01 16:19 | 野鳥 | Comments(20)
写真はイメージの多面体  身近なシーンの新たなインプレッション

by Lucian
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