夏至の頃の満月は赤みがかった色が特徴で、「ストロベリームーン」と呼ばれている。
日本語なら、「いちご満月」だが、名付けられたという話はまだ聞いたことがない。
2016年の夏至は6月21日。その前日の6月20日には満月を見ることができる。
北半球では、太陽の高さは夏に高く冬に低くなるので、満月の高さは夏に低く冬に高くなる。
1年のうちで太陽の南中高度がもっとも高くなる夏至の頃の満月は、
真南に昇ったときでも地平線に近くなるのである。
朝日や夕日が赤く見えるように、月も高度が低いと赤みを帯びて見える。
そのため、地平線に近い空を移動する6月の満月(夏至に近い満月)は、
夜中でも赤みがかって見えるわけだ。
とりあえずは緊急速報として写真を撮ってみた。
6月20日 20時頃