写真散歩Ⅱ Photoing in neighborhood

カテゴリ:野鳥( 50 )

ウミネコの雌雄判別

カモメなどの雌雄同色の鳥たちは、姿を見ただけではオスとメスの区別がつかない。
といってもこれは観察している人間側だけの問題だけである。彼らは互いにしっかり識別している。
ウミネコも雌雄同色で、羽の色だけでは人の視力では区別できない。
しかし、身体のある一部分にだけわずかな違いがあるので、判別が可能なのである。
その解説は後まわしにして、実例をご覧いただくことにしよう。

 

これは飛翔する♀。身体を横から見ないと判断が難しい。
  
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中央とその両側にいる3羽は♂である。横ではなく斜め前になるが、何とか判る。
 
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これも♂。
 
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卵を抱く♂と、見張りをする♀。彼らの子育ては、交代制で役割分担に差はない。

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こちらは逆に、抱卵する♀と見張りの♂。ツーショットは最大のヒントになる。
 
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 これは抱卵中の♂が、警戒して威嚇しているのだろうか。
 
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口うつしで給餌する♂。 喉の奥に食べ物を入れて運んでくる。
誤って飲み込んでしまうこともある。
 
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これは♂。
 
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給餌する♀。親が口を開けて、吐き出した餌をヒナがついばむ。
 
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最後に判別方法の種明かしを。
左が♀で、右が♂。上嘴の先端のカーブが微妙に違うのがお分かりだろうか。
オスが急でメスが緩い。人はこの1点で見分けている。
一方、ウミネコ同士は、羽の紫外線反射率の違いで分かるという。
それで健康状態や個体差の優劣まで視てパートナーを決めるらしい。
鳥は視力が優れているだけでなく、紫外線や赤外線の一部まで見えるようだ。
 
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by giovannibandw | 2018-12-15 21:30 | 野鳥 | Comments(8)

青空乱舞

うみねこが営巣を始めた頃、頭上で踊るように飛び回ったことがある。
その時の写真は、雛の観察と報告で出しそびれてしまっていた。
この躍動感と迫力は、現場で体験してみないと分からないかもしれない。
28ミリ相当の広角単焦点レンズで、ゲリラ的接近戦を試みた。

 
 
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by giovannibandw | 2018-07-14 22:07 | 野鳥 | Comments(8)

ウミネコの雛 2018 ③ 飛翔開始

ウミネコの孵化が始まったのは5月下旬からなので、
早く生まれた子でもひと月とちょっとしか経っていない。
その先駆者たちが飛び始めた。
まだ低空飛行だけの段階で、見習い中といった感じだが、
飛ぶ姿は親鳥とほとんど変わらない。
 
 
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by giovannibandw | 2018-07-02 08:44 | 野鳥 | Comments(4)

ウミネコの雛 2018 ②

ウミネコの雛が孵化してから、2~3週間が過ぎた。
ごく一部にまだ卵のままのもあるが、概ね順調に生育しているようだ。
彼らは、生まれてからわずか45日で自立して親元を離れる。
これは驚異的なスピードだと実感する。
タケノコのようにすくすく育ち、あっという間に大空に飛び立つ。
今、その中間点にさしかかっているのだ。 
  
  
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by giovannibandw | 2018-06-11 22:22 | 野鳥 | Comments(12)

ウミネコの雛 2018

抱卵の間は、抱いている方の親鳥が動けないので威嚇して鳴くだけなのに対し、
もう一方の親は動けるので、見張りながら必要に応じていつでも攻撃できる体勢を整えている。 
 
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卵から孵化する瞬間を捉えるのは、タイミングが難しいので無理だが、
殻を割り始めているのを見つけるのは比較的容易である。
これは中でクチバシが動いているのが確認できた。
 
 
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親鳥は、卵を温めた後は、こんどは雛を温めて保護しなければならない。
オス親とメス親は、抱卵と育雛を交代で行う。
抱かない方がヒナのための餌を獲りに出かける。
 
 
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半径約1メートル以上だと、人に対して警戒しないでいてくれるが、
それ以下の距離に接近するとすぐに威嚇の鳴き声を出す。
基本的に、人に対してフレンドリーなのは、奇跡的に思えるほど不思議なことなのかもしれない。
  
 
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島の頂上に建築中の神社の社殿は、うみねこが繁殖する3月から8月までの半年間は、
工事ができないので中止になっている。
つまり、1年の半分しか工事ができないことになる。
ここではうみねこが主役であり、いちばん偉いのだ。
 
  
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by giovannibandw | 2018-06-01 21:49 | 野鳥 | Comments(10)

うみねこの抱卵 2018

蕪島では、うみねこの抱卵と孵化が始まっていた。
見たところ、卵の数は1~3個で、それ以上の巣はなかった。
温める限度が3個なのかもしれない。
あるいは、育てられる雛の数が3匹までの可能性もある。
3月に3万羽がやってきて、夏には4万羽になって旅立つといわれるので、
孵化と生存率はそれなりということになる。
 
卵は巣の上にあるものは、姿勢を変えるために席を立った隙に撮らせてもらった。
何らかの理由で巣から出てしまった卵は、縄張りの外ということになり、無視される。
これは雛についても同様で、一度迷子になってしまったら最後、帰る場所も育ててくれる親もいなくなる。

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by giovannibandw | 2018-05-31 21:26 | 野鳥 | Comments(12)

かもめが翔んだ日

ひと月ほど前に、カモメの一群と出逢った。
ユリカモメとかセグロカモメとかの「〇〇カモメ」ではなく、
「カモメ」という名前のカモメだった。
個人的には、小説・カモメのジョナサンのモデルと認識している。
頭上を旋回するように、あるいは乱舞するかのようにしばらく翔んでくれた。
まるで写真を撮ってくれと言わんばかりだった。 
懐へ飛び込むように、いっしょに踊るようにシャッターを切った。 
 
 
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始めは青空だったが、しだいに雪がちらついてきた。
レンズにはよくないと思ったが、やめるつもりはなかった。
後で見ると、いい背景になっている。
 
最後に訊いてみた。
「どうして目の前を飛んでくれたのか?」
「お前が手に持っているパン切れが目当てに決まってるだろ。」
「そうか。それしかないよな。」
空中にいても、しっかりと地に足のついた考えを持っているようだ。
もちろん、契約はきちんと履行して帰った。

 
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by giovannibandw | 2018-04-25 21:02 | 野鳥 | Comments(10)

ラストフライト

まだシベリアへ帰っていない白鳥のペアが、最後に飛ぶ姿を見せてくれた。
雲一つない青空と、白い翼のコントラストが美しい。
カメラで追って連続的に撮影してみたら、その中の1枚にミラクルショットがあった。
まったくの偶然だが、これは一石二鳥か、はたまた一石三鳥か。
 
 
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by giovannibandw | 2018-03-20 22:37 | 野鳥 | Comments(8)

白鳥のデモフライト

3月は越冬した白鳥がシベリアへ帰る時期だ。
いなくなる前に飛翔シーンは何とか確保しておきたいと思った。
今年の冬は寒かったので、池の水が凍りついて食べるものがなく、
食べ物を探しにあちこちに出かけていることが多かった。
そのため、逢いに行っても留守だったりすることがあった。
今年の飛翔する姿は貴重である。
 
先ずは時計回りから。
 
 
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次は反対回り。
こうして池の周りを旋回してから遠くへ行ってくれるのはサービスだったのだろうか。
 
 
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by giovannibandw | 2018-03-16 21:17 | 野鳥 | Comments(10)

白鳥の行列

白鳥や鴨たちがいる池では、全面に氷が張って、
泳いだり水に浮かんだりできない状況になっていた。
西岸に集まっていた鳥たちは、反対側の東岸に移動しようとしていた。
彼らの移動方法は、泳ぐ、飛ぶ、歩くの三つがある。
100メートル以上の距離を歩いて移動するのは滅多に見る機会がない。
しかも一列に行列を組んで歩くのは珍しく、面白いと思った。
 
 
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白鳥たちが歩いているのを見ていた鴨たちも、
後に続いて歩き始めた。
 
 
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カモに付き添うように歩く白鳥が、幼稚園児を引率する先生のように見えた。
 
  
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by giovannibandw | 2018-02-23 20:05 | 野鳥 | Comments(8)


写真はイメージの多面体  身近なシーンの新たなインプレッション
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